椎間板ヘルニアのリハビリによる治療
腰椎椎間板ヘルニアをリハビリで治療するのは2通りあります。その一つは手術をしないで治療する保存療法でのリハビリですが、これは腰周りの筋肉である腹筋や背筋を強化することです。しかし、あくまでもリハビリであり、強化運動ではありませんから、椎間板ヘルニアの症状に合わせたものになります。そして、気長に濾しまわりの筋肉を鍛えることで人間の自然治癒力を高めていきます。
別のリハビリでの治療は手術のために入院したり足の麻痺により運動機能が低下した脚の筋力回復です。腰周りのリハビリは腰の状態や手術後の回復状況に応じて無理をし過ぎないように行う必要があります。
具体的な運動としては腹式呼吸がありますが、姿勢良く立って両足を肩幅に開き両手をおへそ下の下腹部に当てます。そのままの姿勢で鼻から息を吸い、口を小さくしてゆっくり細く長く息を吐きます。息を吸う時には下腹部を膨らまし、息を吐く時はへこませる感じです。この一連の呼吸を10回ほどくりかえします。
次にウォーキングや散歩ですが、普通に歩くことが出来るようになれば、体を真っ直ぐにした姿勢でやや歩幅を大きめにして踵から着地するウォーキングを15分はしましょう。
その他のリハビリ運動では膝閉じがあります。床に仰向けに寝て、左右の膝の間に枕などを挟んでそれを力を入れて左右から押すようにします。また、この逆に膝開きがあります。この運動は床に仰向けに寝て左右の膝をヒモやタオルで縛って、左右の膝を広げるように力を入れます。
その他のリハビリには仰向けに寝て、片脚ずつ脚を上げたり、下げたりする運動や腹筋運動、背筋運動などがありますが、いずれの運動も急激にしないでゆっくり無理の無い範囲で行うようにします。
ストレッチでは膝抱え込みストレッチが有効で、仰向けの状態で片脚ずつ膝を曲げて両手で膝を胸の方へ引き寄せて、太ももの裏やお尻をストレッチしますが、伸ばした足やお尻や背中が浮かないようにして、反動をつけないようにします。
スクワットも椎間板ヘルニアのリハビリ治療では有効ですから、手摺などにつかまって行いましょう。
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